概要


こみみケーション

 

代表   片嶋 幸樹

 

所在地  〒457-0056 名古屋市南区本星崎町字大道391-4

 

電話   052-710-3242

 

事業内容 介護保険外サービス


サービスをはじめるきっかけ


2018年5月、義父が亡くなり、米寿となる義母の1人暮らしがはじまりました。

近くに実娘(私の妻)が住んでいるので、食事や日用品の心配はいりません。

娘が義母の買い物に付き合うようになってかれこれ20年くらい。

最初の頃は一緒に行っていた義母も、面倒くさくなってきたのでしょう、だんだんと行かなくなってきました。

今は娘が材料や必要なものを買って持って行きます。

そんな義母は、朝・昼・晩の食事はきっちりと取ります。もちろん自分で用意して。

 

外食を共にすると、義母の食欲はすさまじく、成人男性並みの量を平らげます。

その食べっぷりを見ていると、100歳は悠々と超えそうな感じです。

「心身ともに健康でいられるのは日々の食事が基本」とはよく言われることですが、大きな病気もせず、長生きできているのは、ちゃんとした食事をしているからなんだろうと義母の姿をみてつくづくそう思います。

 

そんな義母が住んでいるところは、すぐ近くにコンビニがありますが、スーパーまではちょっと距離があります。500~600メートルくらい離れているでしょうか。

もし娘がいなかったら、義母ひとりでスーパーの往復なんてするわけがないので、それだけで義母の「食生活」や「健康の状態」は大きく変わっていたと思います。

子供としては、必要な材料を親に届ける、コマゴマとした雑用をやってあげる、ただそれだけのことを、そんな当たり前のことをやってきただけですが…。

「いいねぇ、あんたのとこは、娘さんたちが何でもやってくれるので」と知り合いからよく言われていたようです。

その話しを聞いた時「ハッと」しました。
もしかしたら義母のように誰かの援助が必要な人がたくさんいるのではないか?
それがこのサービスを始めるきっかけです。

 

 私たちは、介護士さんやヘルパーさんのような専門的なケアはできませんが、日常化における小さな「困りごと」であれば、長年の経験を生かして、お役に立てるのではないかと思っております。

私たちは、夫婦ふたりの会社ですので、近隣地域限定のサービス提供となります。その分、お客様お一人お一人としっかりとコミュニケーションをとりながら、キメ細やかなサービスができます。

お洋服や靴、アクセサリーなどもお客様の好みやご予算に合わせて購入してきます。近隣で手に入らないものでも購入できるところをみつけ、お客様に確認しながら調達します。生活に必要なものはほとんど揃えることができます。
また、買い物以外にも簡単な雑用であれば「訪問ついで」に無料で対応します。

例えば、ネットスーパーやネットショッピングで商品選びをされたという方には、一緒に画面を見ながら、代わりに注文を行うこともできます。

時間的な都合がつけば、買物の付き添いや銀行や役所などに送迎もします。

 

 こみみケーションは、「子供代わり」のサービスです。親御さんがいつまでも健康でいられるように、もっとも重要な「食」の供給を中心にしています。ただそれだけで「快適な暮らし」がてきるわけではありませんので、ちょっとした困りごとの解決や外出の補助などは無料で対応したいと考えています。

「子供」であっても、何でもできるわけではないですし、いつでも動けるわけでもありませんが、、できるだけお客様にとって最善な方法を見つけてお手伝いをさせていただきます。

「訪問ついで」ですので、気兼ねなく何でもご相談いただければと思います。自分の子供に頼むように気軽にお話しください。

 

社名「こみみケーション」には、

「お客様との会話(コミュニケーション)の中から小さな困りごとをみつけて(こみみに挟む)即時解決する」という根幹の考えを用いています。

 

「買い物」を通じて、高齢者の「健全な食生活」と「エンジョイライフ」を提供することで、

・要支援、要介護の方が今よりも悪化しないように…

・健康の方が支援や介護が不要なくらい元気でいられるように… 

・離れて暮らしているご親族の方の不安が少しでも緩和できるように…

・高齢者の支援に取り組んでくれる人がもっとたくさん増えるように…

そんな社会を理想としながらサービスを提供させていただきます。

 

こみみケーション

代表 片嶋 幸樹

起業のきっかけは、義母と娘(妻)の姿からです。少々認知症が入っている義母に対して、娘は献身的に買い物や日常生活のフォローをしていました。親子ですので当たり前のことと思ってやってきましたが、ある時、義母の周囲の方から「羨ましがられている」ことに気づきました。周りの方は子供と離れて暮らしていたり、相方を早くに亡くしていたり、持病があったりと様々ですが、「毎日どうやって暮らしているんだろう?」と気にして見てみると買い物や日常的なことが困難な方が多いことに気づきました。それが買い物代行サービスを始めるきっかけです

【社会問題】


買物困難な人は824万人

買物弱者(買物難民)とは最寄りの食料品店まで500メートル以上離れ、車の運転免許を持たない人のことだそうです。2018年6月8日農林水産省の発表によると、日本全国の買物弱者数は2015年時点で推計824万人に上り、10年前の調査から147万人増加しています。今後は、高齢者人口が多く、地縁も薄い名古屋市などの都市部で深刻化するとの見方が強まっています。移動販売や買い物代行などの支援が求められています。

最寄りの食料品店まで500メートル以上離れ、車の運転免許を持たない人を買い物弱者というそうです。2018年6月8日農林水産省の発表によると、日本全国の買物弱者数は2015年時点で推計824万人に上り、10年前の調査から147万人増加しています。今後は、高齢者人口が多く、地縁も薄い都市部で深刻化するとの見方が強まっています。


買物環境の影響

郊外に大型商業施設(ショッピングモール、ショッピングセンター)の進出により、近隣のスーパーや商店が衰退・撤退したため身近なお店で買い物ができなくなった。自動車を持たない又は、高齢の為に運転できないため、郊外の店舗へ行けない。高齢者の事故が増えたため、免許書の返納を進めていますが、免許を返納すると買い物への足がなくなるという問題が起きている。名古屋でも同様の問題が発生しています。それを解決するためのひとつの策が買い物代行サービス

1)高齢者の外出頻度の低下による会話の減少や生きがいの喪失

 

2)商店までの距離が遠くなることによる転倒・事故リスクの増大。特に愛知県は高齢者の交通事故が全国で一位

 

3)食品摂取の低栄養化およびこれによる医療費や介護費の増加


健康は食事から

買い物が困難になることで、炊事が面倒になり、栄養不足になるという状況があります。高齢者の栄養不足は要支援・要介護の危険が高くなったり、要介護者が悪化する理由にもなっています。
買物問題は、高齢者の健康を脅かす大きな原因となっています。